Jul Aug OCT
Previous capture 9 Next capture
2003 2004 2009
6 captures
9 Aug 04 - 7 Jan 09
sparklines
Close Help


第7回 UNKNOWN 背景原画担当 (BAB)氏
(BAB)氏紹介
UNKNOWN・背景原画担当。
————背景を描く時、どういった部分に苦労していますか?
そうですね、アホみたいな話、「綺麗に見えるかどうか」という点です。
後は要求されるクオリティーが微妙に僕のスキルを上回っていると言う事でしょうか…kt2め!

その場所場所に見合った情報を多く入れること、それから空間が狭くならないように、
また指定にない部分をどう作っていくか…、色んな意味で気を使います。
基本的に画角を広く取ってるんで、視界が広がることで増えるその情報量を破綻無くどうまとめるかというのはいつも苦労しますね。
アバンドナーに関しては、トラストラストという閉鎖都市を表現するのにヨーロッパの世界観いう制約の中で苦労しました。
————好きな世界観、作品はどういったものですか?

廃墟は好きです、もうウットリします。
でも世界中から死滅させたいほど虫が嫌いなんで実際には行けず、ネットで楽しむばかり。
寂れた商店街や人気の無い高架下とかも好きです。
生活感が残っている感じの場所なら尚良いです。
場所の雰囲気だけでドラマを感じるような。
取り壊し前の文化住宅とか。
作品では、大友克洋の『大砲の街』は大好きですね。カッコイイ!
————ウワサのパースペクテイブについて一言、お願いします。
えらくピンポイントな質問有難うございます、でわ。
UNKNOWNに参加した時、本当に最初の頃は根拠も無く当然キャラクター関連の仕事が出来ると思い込んでいました。
…というかそういう仕事しか存在しないと思ってました。最初の頃はキャラのトレースやらされてましたし(練習で)…
しかしそんな僕にkt2から一言
kt2「自分、背景描いて欲しいねんけど」
僕「なっ」
というわけで突然の人事異動が行われ僕は背景を描く事になってなってしまいました。
人体を描く時にも概念的にはありますが、背景の場合はいわゆる『パース』といものを特に明確に描写することが多いです。
パースというと水平線、消失点云々といった言葉が出てくる例のアレです。
その言葉自体、学生時代の課題で超ソリッドなウンコ様を描いて投げやり気味に提出した時に聞いた位で、実際はほとんど初耳。
「どうやら物体の延長は目線の先に消えてしまっているらしい」ということ以外何も分からない…当時は建築関係の本も読んだりしたのですが知識だけが増えていく感じで絵的な部分は全く身に付かず、もどかしかったですよ。
パースを意識しすぎると絵を硬くしてしまうんでそこらへんの折り合いが大変でした。
僕の歴史はパースとの格闘の歴史でもありました。で、突然現在に至るわけですが、その黒歴史の中で一つの結論が出たのです。
「パースなんかいらへんのちゃうん?」
身も蓋もないんですがそんな感じです。
今は自分が描きたいイメージで描く事がほとんどですね、当たり前の事なんですけど。
要はパースもキャラクターのデッサン「みたいな」ものなんで、意識しすぎたら絵的におもんないっちゅう話です。
まぁ、センスのある人はそんなに考えんでもスッスッとこなしていくんやろうけどねぇ…ムー…
当たり前過ぎて恥ずかしい話やなぁ…すいません

・・・次回予告 第八回も 未定です。そろそろCG担当の方など要注意です。